脳が無くても…


昨夜のNHKの「人体vsウイルス」を観て、人体の不思議さやウイルスの存在の謎に思いを馳せるばかりです。


侵入してくるウイルスに対して様々な反応を起こす免疫細胞の映像に、タモリさんが「これ脳無いんだよね?」と脳が無いのにここまで緻密な反応を起こすというのはどういうことなのか?という思いをこの一言で発していた。


これは誰もが感じる疑問なんではないでしょうか。


ここはとても重要だと感じます。脳が無くても、ウイルスが侵入すると察知して警報メッセージを全身に発して免疫の第一陣に知らせる。それが効かないと第二陣へウイルスの情報を伝えて迎え撃つ、それがダメなら第三陣へと進む。


医学をかじった方なら、細胞が生命の最小単位であることはよくご存知のことと思います。一つの細胞それ自体が独自でモノを考え、外部の影響を読み取り、それに反応すべき行動を起こす。単独でダメなら仲間をも動かします。


脳からの指令が無くても、私たちが認識しようと、せずとも、一つの細胞は与えられた使命を果たそうと懸命だ。この姿には神秘を感じる。


脳が無いのに、免疫細胞一つ一つが意思を持ち、働いているということになります。私たちはこの現象に、この人体の神秘を、どう受け止めるべきなのか。


ウイルスはウイルスで、この巧みな人体の仕組みの裏をかいて侵入し増殖、そしてまた飛び出して感染を狙う。これも意思を持ってるかのようだ。


私たちを取り巻く空間には、ウイルスのみならず、無数の意思を持った粒子で満たされているんです。





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